経験豊富
卓越したスキル
献身的ケア
クオック先生は熟練した婦人科医であり、腹腔鏡による低侵襲手術の技術をもつ婦人科系外科医でもあります。患者さまが心配されていることについてしっかり話をして症状の根本原因を調べてから、診療プランを実施します。先生の専門は幅広く、下記のようなあらゆる年齢層の女性が抱える問題に及びます。
女性は、人生のさまざまな段階で婦人科検診を必要とします。たとえば、妊娠前カウンセリングや、子宮頸部の前がん病変や骨盤臓器脱といった健康な中高年女性が経験する症状に対する定期検診などです。この健診では、全身の診察とマンモグラフィー(乳房X線検査)や血液検査などのスクリーニング検査を行ないます。
妊娠する女性の多くは、妊娠前健診を受けずに妊娠していますが、妊娠前アセスメントによって、甲状腺機能低下や糖尿病といった胎児に影響を及ぼす可能性のある疾患にかかっていないか、サラセミアや嚢胞性線維症といった遺伝性疾患がないか、調べることができます。このアセスメントでは、問診と全身の診察、必要な検査を行います。妊娠に向けた食事と運動について、また処方せん薬の安全性についても簡単なアドバイスをします。
出血量が多い過多月経は多くの女性がさまざまな年齢段階で経験するもので、子宮筋腫や内膜ポリープが原因と考えられますが、身体的原因が何も見つからないこともあります。Kwok先生は、これまでの症状を丁寧に問診し、診察します。必要に応じ、臨床検査や超音波検査を受けていただくことがあります。治療は、簡単な服薬のほか、ホルモン付加型IUD(子宮内避妊器具)の装着や手術によって行われることもあります。
オーストラリアの子宮頸がん検査は2018年に変更があり、検査の第一段階で病変細胞を見つけるのではなく、癌を生じさせるヒトパピローマウィルス(HPV)の感染の有無を検査するようになりました。検査結果が異常だった場合は不安になるものですが、先生が検査結果についてきちんと説明してくれるので安心です。通常、コルポスコピーとよばれる検査が必要になります。
多くの女性は卵巣のう腫があっても痛みを感じません。卵巣のう腫のほとんどは無害であり自然治癒することが多いのですが、さらなる検査と治療(鍵穴手術など)が必要になる場合もあります。
膀胱脱や子宮脱、尿もれなど、よくある症状に大きく関係しているのは経腟分娩と加齢です。治療の第一歩は骨盤底筋トレーニングです。専門の理学療法士によるトレーニングを受けたり、重症の場合には手術も考えられます。